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Strategy and Process 戦略とプロセス

ブランドネームの役割

ブランドの核であり、ブランド構築の重要な出発点

1つのブランドを構築するためには、実に様々な要素が必要とされますが、中でも名前は、ブランドの核として、独自のアイデンティティを表明する重要な役割を担っています。

その名前が広く消費者に知れ渡り、そこから独自のブランドイメージが想起されるようになれば、名前は強力なコミュニケーションツールとして大きな力を発揮していくことになります。

ブランド、消費者、ネーミングの関係
また、名前はブランド構築における出発点として、今後進むべき方向性を示唆するベクトルの役割を果たします。

コンセプトが的確に表現され、かつその後のデザインやコミュニケーション展開を踏まえて開発された包括的な名前は、ブランドの成長・育成を牽引し得るものとなります。

一貫したブランドアイデンティティの構築
一貫したブランドアイデンティティの構築

ブランドネームの機能

名前がブランド構築における核としての役割を果たしていくために必要な機能が、大きく3つあります。

それは、「他者との識別機能」「コンセプトの伝達機能」「イメージ訴求機能」です。

他者との識別機能

ブランドネームの開発において、識別性は必ず満たされるべき基本機能であり、いかなる名前にも必要とされる要素です。他の類似商品との違いを認識できない名前では、差別化を図ることが難しく、消費者が混同する可能性もあります。

こうしたリスクを回避するためにも、個々の商標に関しては商標法によって法的に管理されています。

コンセプトの伝達機能

独自のコンセプトが反映されたブランドネームには、人々の心を掴む力があります。また、名前を通じて、その特性や魅力を発信することができれば、ブランドネームは端的かつ有力なコミュニケーションツールとなります。

イメージ訴求機能

商品のコンセプトやターゲットによっては、ブランドネームに特定のイメージや雰囲気を反映させ、「イメージで売る」というケースもあります。

この場合は、意味性よりもむしろ音感を重視し、「おしゃれ感」や「高級感」を訴求していくことになります。

中でも「コンセプトの伝達機能」は、名称開発を行う上で、もっとも重要な要素です。

ただし、対象物の特性や市場環境によって重視すべきポイントが異なってくるため、その都度、プライオリティを考慮することが求められます。

ブランドコンセプトの表現

ブランドネーム開発の際、対象となるものの訴求ポイントを明確にしていく上で必要なのは、多角的な視野です。

例えば、「円錐」は、どこから見るかによって見え方が異なるのと同様、対象のどこに焦点を当て、どの角度から捉えるかによって、完成する名前は大きく変わってきます。

着目すべき言葉を見つけたら、それらを他の言語へ置き換えたり、必要に応じて造語を試みたりしながらブランドネームを創出していきます。

こうした作業のプロセスにおいては、考案した名前がブランドコンセプトを表明できているか、顧客の共感を獲得できるかなどを常に確かめながら進めていくことが肝要となります。

訴求ポイントの明確化

対象物を、一方向からだけではなく、さまざまな角度から捉える。

* 円錐は、横から見ると「三角形」、下から見ると「円」、上から見ると「円で囲まれた点」に見える。どの角度に目をもっていくかによって、見え方が異なる。

訴求ポイントの明確化

ブランドネームの創出

言葉の発見(自然語)

対象物のコンセプトを的確に表す言葉を導き出すためには、日本語や英語に限らず、幅広い言語がその鉱脈となる。
各言語が持つ特性を理解し、それらを活かすことができれば、求めるイメージに近いブランドネームの創出が可能となる。

言葉の発明(造語)

これまでにない言葉を造り出すことによって、個性を存分に発揮でき、独自のアイデンティティを明確にできる。
また、自然語に比べて商標権を取得しやすいというメリットもある。
さらに、論理的に組み立てられた造語には、二重三重の意味も持たせやすい。

ブランドネーム開発プロセス

商標の取得を前提としたブランドネーム開発の実施

弊社では、商標権の取得を前提としたブランドネーム開発を実施しております。
ブランドネーム開発における基本的なステップは以下の通りですが、詳細に関しましては、開発内容、及びクライアント様のご要望に応じて柔軟に対応させていただきます。
  • オリエンテーション

    • ブランドネーム開発の目的理解
    • コンセプトの把握
    • ニーズの共有化
  • ブランドネームの
    開発・提案

    • 与件の整理
    • 発案作業
    • 「特許電子図書館(国内)」および主要国データベースを用いた商標簡易調査
    • 候補案の選定
  • 商標調査・言語調査

    • 弁理士による文字商標本調査
    • 言語調査
  • ブランドネーム決定
    (商標出願)

    • ブランドネームの選定
    • 商標出願

一貫性のあるブランド構築を目指して

名前に託した「SOUL」の継承

弊社では、ブランドネームが果たす重要な役割を強く認識した上で、
その後のコミュニケーション展開まで視野に入れたトータルなネーミング開発を行っています。
また、ブランドネームに託した強い想いをその後のアクションへとつなげていくために、
私たちは「ブランドブレインズ(株)」という関連会社とともに、
デザイン開発やコミュニケーションの実践へと活動の範囲を広げています。
ここでは、各分野における選りすぐりのブレインを集結し、高度かつ専門性の高い提案を行うことで、
一貫したブランド価値の創造を実現していきます。
ジザイズとブランドブレインズ

ジザイズ(ZYXYZ): コンセプト策定(ビジョン構築を含む)、ブランドネームおよびタグラインの開発

ブランドブレインズ(BrandBrains): コーポレーションアイデンティティ(CI)、ビジュアルアイデンティティ(VI)、ブランド構築